「みずいろ空」
詩の解説
個人的に、少女を主軸に描きがちなので、両性的な(共通)感覚を想定して書きました*1。詩としての面白さを意識して比喩表現でまとめてありますが、すこし真面目すぎかもしれません。みずいろ空
みずいろ空に今日の姿を 夕焼け空に明日(あした)を願おう
空にかかった薄雲のように 塗りたくられたこの世界
青色 藍色 浅葱(あさぎ)色
素顔はこんなに色とりどりなのに 水色ばかりを見せられる
どうしてそんなに見せたくないの?
どうしてそんなに隠していたい?
僕らを見下ろす広い空には 白くぼかした色ばかり
みずいろ空にはなにが見えるの みずいろ空になにを見よう
一度でいいから青空を 宇宙(ほし)まで澄み切る青空見たい
みずいろ空に今日の姿を 夕焼け空に明日を願おう
上から下までおんなじ色でも たまに見せるは違う顔
紺色 瑠璃(るり)色 露草色
みずいろ空だけ信じていたのは ほんの少しのことだった
どうしてずっと隠してないの?
どうして最初に明かさない?
地球を覆った大気のように 温室育ちの僕たちだけど
ホンモノ青空知っているから 明日を見つめて生きていく
僕らが見上げるこの空みんな 大っ嫌いで大好きだから
みずいろ空に今日の姿を 夕焼け空に明日を願おう
逃げ出さないで青空からは 自分を騙していたくはないから
みずいろ空より綺麗ときっと 信じて 僕らが好きになろう
夕焼け空はみずいろ終わり 明日はきっと青空になれ
宇宙(ほし)まで澄み切る青空になれ
空にかかった薄雲のように 塗りたくられたこの世界
青色 藍色 浅葱(あさぎ)色
素顔はこんなに色とりどりなのに 水色ばかりを見せられる
どうしてそんなに見せたくないの?
どうしてそんなに隠していたい?
僕らを見下ろす広い空には 白くぼかした色ばかり
みずいろ空にはなにが見えるの みずいろ空になにを見よう
一度でいいから青空を 宇宙(ほし)まで澄み切る青空見たい
みずいろ空に今日の姿を 夕焼け空に明日を願おう
上から下までおんなじ色でも たまに見せるは違う顔
紺色 瑠璃(るり)色 露草色
みずいろ空だけ信じていたのは ほんの少しのことだった
どうしてずっと隠してないの?
どうして最初に明かさない?
地球を覆った大気のように 温室育ちの僕たちだけど
ホンモノ青空知っているから 明日を見つめて生きていく
僕らが見上げるこの空みんな 大っ嫌いで大好きだから
みずいろ空に今日の姿を 夕焼け空に明日を願おう
逃げ出さないで青空からは 自分を騙していたくはないから
みずいろ空より綺麗ときっと 信じて 僕らが好きになろう
夕焼け空はみずいろ終わり 明日はきっと青空になれ
宇宙(ほし)まで澄み切る青空になれ