この詩は、非常に難産でした。市販曲を参考にしすぎて逆に捕らわれてしまい、インスピレーション先行ではなく穴埋め的な作詩になってしまいました。おかげで歌詞らしいのですが、他2編のような強烈なフレーズがありません。でも、テーマはありますし、個人的にはとても気に入ってます。
雪が降るならこの気持ち そっと和んでいられるの
人差し指で 触れるガラスに 映る姿は寂しそう
寒空やがて追い立てて 別れのチャイムの春が来る
今日という日 今という時間(とき) 二度とこないと知っている
ずっと近くにいたいって そこまでわがまま言わないよ
この冬終わってしまわぬ前に 溶けない雪のかけらをここに
思い出並べて浸るなら このままそっと歩んでく
吐息が凍えてしまっても 白い天使は舞い降りない
雪の降らないこの冬に 見上げるあなたを雲に見る
足音群れが 横を過ぎ去り 急ぐ姿はどこ向かう?
あなたはやがて知るんだね 新たな出会いと温もりを
明日という日 次という時間(とき) 一人で歩くよ未知の旅
例え離れていたって いつでも会いにはいけるけど
行き交う日々の暮らしの中で 重なる時間(とき)のかけらはどこに
雪さえ降ってくれたなら あなたもきっと空を見る
すさむ北風止まってよ 白い天使が見つからない
もしも不安にしてたなら そっと支えてあげるんだ
寂しさなんかにじませないよ 白い天使は想いのかけら
雪さえ降ってくれたなら あなたもきっと空を見る
すさむ北風吹かないで 白い天使よ舞い降りて